2022年 住宅ローン減税見直し

 

2022年度以降の『住宅ローン控除』の縮小を政府・与党が方針を固めました。

当社にお問い合わせを頂くお客様の多くが、川越市・鶴ヶ島市・坂戸市の土地建物をお探しの方々ばかりです。

ここ最近の原材料の高騰による資材不足により建築コストの高騰が続いております。

同じく土地の価格も高騰が続いており、3年ほど前と比べても2割~3割高で取引をされる様になってきました。

止まらない不動産高騰の中でマイホームを入手する際、唯一希望の光となったのが住宅ローン控除です。

しかし、2022年度は控除率が大幅に引き下げとなりました。どのように変わったか以下にまとめてみます。

 

【2021度中に入居】
・年末のローン残高から1% 
(上限は4000万円)
・期間10年
・控除上限400万円

 

【2022年度以降】
・年末のローン残高から0.7% 
(上限は3000万円)
・期間13年
・控除上限273万円

 

この結果を見て落胆されている方も多いかもしれません。

今まで400万円だった控除が273万円へ減ってしまうのですから当然です。

でもご安心ください!

そもそも控除額400万円の恩恵を受けられる方の殆どは、高所得者の方ばかりなのです。

つまり中間所得者の殆どは400万円も控除が受けられていなかったのです。

ところが今度の見直し案により、控除額上限273万円をフルに受ける事ができるようになるかもしれません!

さらに期間の延長により今までより控除額が増える方が多くなるのです。

つまり落胆するどころか、今回の見直し案により年収400万円とか500万円といった、中間所得者の方には心強い支援になっている事にお気付きになってください。

TVの報道に一喜一憂することなく正しい控除額をお確かめください。