火災保険期間最長10年から5年へ短縮

大手損害保険会社が火災保険料の契約期間を最長10年から5年に短縮する事になりそうです 。 

施行は2022年からのようですが住宅を新規で購入しようとする方はもちろん、現在持ち家で更新時期の近い方や短期で契約中の方は、最長10年の契約へ今のうちに乗り換えるのも得策かもしれません。


10年一括払いで支払う保険料と、5年更新で2回に分けるのとでは
10年一括のほうが当然お安く済みます
一昔前では35年間の長期保険に加入できた時期もありますが、今はこのような長期はございません。
火災保険料の契約期間が5年となれば、更新のたびに保険料の差額分が発生し割高になってしまうというわけです。


でも、5年に短縮されたとしてもメリットはあります。
契約内容の見直しはしやすくなると思います。
例えば、初めての住宅購入で不動産会社の勧めるがままに保険に加入されてしまった方も多いでしょう。
そこで不要な補償はできる限り取り除くことや、必要とされる補償を付加することが出来ます。

当然ですが補償が多くなれば保険料も高くなります。
大切なのは補償の内容です。
水害が発生しやすい場所、地震の揺れが大きい場所、家財にお金をかけている人等それぞれ必要な保険に加入することが大切です。
川越市や鶴ヶ島市、坂戸市でもハザードマップを備え付けてありますので各補償の必要性をしっかりと検討する必要があると思います。

結論から言いますと、費用をなるべく抑えたいならば、長期の契約に加入すること。
一回の保険料自体は高くなりますがトータルでは割安になります。
もし家を途中で売却するとなっても、未経過分の保険料は返ってくるので安心して下さい。