耐震等級3の家を選べ!

いざマイホームの計画を立てようと思いついたとき、注文住宅と建売住宅で
悩まれる方も多いと思います。

ここ埼玉県の川越市や鶴ヶ島市・坂戸市には、まだまだたくさんの土地が
あります。
好みの土地を見つけてこだわりの注文住宅を夢見る方も多いでしょう。


ところがいざ土地探しを始めてみると、希望の土地がなかなか見つからず
家を建てることが出来ないでいる方が多いようです。


その理由の多くは思った以上に建築コストが上がり予算オーバーという方が
多いようですね。
そのため相場よりもかなり土地の価格を抑え探さなければならず希望の
土地が見つからないのが理由です。

とくに鶴ヶ島市は川越市や坂戸市と比べてみても土地の販売件数が
極端に少ない地域でもあります。


1年で土地が見つかれば早いほうです。
長い方では幼稚園だったお子さんが中学生になり土地探しを諦め賃貸に
お住まいの方もいるくらいです。


子供の成長に合わせて家を購入しようと思っていた方々は、この時期を
逃すと家探しを数年辞めてしまう方が多いようです。


年齢も40歳を超えると「がん保険付団体信用生命保険」も加入できなく
なるのでタイミングはよくお考えになられた方が良いと思います。

そこで!
質問です。

なぜそこまで注文住宅にこだわるのでしょう?

家族にとって家ってなんですか?

家族が安心して生活できる空間、それが住まいですよね。
別に家族が幸せに暮らせるのなら賃貸でも構わないと私は思います。


家族の成長に合わせ変わりゆく生活スタイルに目を向けることのほうが
大事だと思います。

なにがなでも注文住宅という方は少し視点を改めてみるのも
必要かと思います。


友達に自慢したいとか・ドラマに出てくるような家が建てたいとか!
それって本当に家族のためでしょうか?
お子さん達は本当にそんな豪華な家を望んでますか?

少し冷静になって今一度なぜ家を買おうとしているのか?
考え直してみてはいかがでしょうか?


どんなに家が立派でも変形地や治安の悪い場所の土地に注文住宅を
建て本当に良い暮らしが出来るのか?
子供達が安心して暮らせる治安の良い住宅地で分譲住宅や中古戸建を
購入された方が良いのではないでしょうか?


建売住宅と注文住宅とでは必要経費も1000万円前後違ってきます。


その浮いたお金をお子さんの教育費に回すとか!
ご家族のために使ったほうが有益なのではないでしょうか?
家族旅行に行ってお子さんたちと思い出を作るほうが
素敵じゃないでしょうか?

我々は今回のコロナでいつ仕事を失うかもしれない恐ろしさを学びました。

収入合算やキツキツの支払いで注文住宅を建てるリスクを今一度
考え直してみては如何でしょうか?


ハウスメーカーの営業マンは皆「大丈夫ですよ。」なんて言いますが、
家を建てた後の責任は一切負いません。


すべては買主様の自己責任だということを忘れないでくださいね。


とは言っても建売住宅はどうしても不安だ!という方も多いでしょう。


地震や台風といった自然災害が襲ってきたら建売住宅は大丈夫なのだろうか?
注文住宅の方が建売住宅よりもちゃんと造ってあって安心なのでは?


といった意見が聞こえて来そうです。


そこで皆さんに建売住宅でも注文住宅と同等か、それ以上の耐震性を
持つ家の選び方をお教えいたします。


安心して暮らせる家とはどんな事に注意すれば良いのか、まずは下記の
条件をクリアーしている家をお選び下さい。

建売住宅を選ぶとき外せない条件!

それは【耐震等級3】の家を選べ!

近年大きな地震が頻繁に起きています。

家の本来の目的は、雨風を凌ぐことは当たり前、台風や地震といった
震災から家族を守り、後もその家で今まで通り生活が続けられる
という耐震力のある家であるかです!


一度や二度の台風や地震ごときで家が壊れてしまい住めなくなって
しまっては元も子もありませんので耐震性の強い家を選ぶことです!


では【耐震等級3】ってそもそもなんなの?
という方に簡単にご説明致します。

耐震等級とは住宅性能表示制度で地震に対する建物の強度を示す指標
のことです。


等級は1~3まであり一番耐震性が強いのは3になります。
では等級の強さってどれくらいなのか?


それは、建築基準法で定める数百年に一度の確率で発生する地震
(震度6~7阪神淡路大震災・熊本地震程度)でも

倒壊・崩壊しない強度を【等級1】としています。
【等級2】は等級1の1.25倍の力に耐える事ができ、
【等級3】は等級1の1.5倍の力に耐えることができると定めています。

ちなみに【等級1】は住まいの倒壊や損壊はしないけど大きな
ダメージを受ける事は覚悟しなければなりません。


倒壊はしないけど住み続けられる状態だとは言えません。


【等級2】は「長期優良住宅」の認定基準でもあります。
【等級2】で採用される建物でいうと学校や病院などです。


【等級3】は住宅性能表示制度で定められた最も高い耐震基準であり
災害時の起点となる警察署や消防署がこのレベルの基準となっています。



家を選ぶ際の基準は耐震等級3の家かどうかを必ずご確認して下さい!

今では耐震等級3を採用した建売住宅も多くなってきました。

逆に注文住宅なのに【耐震等級1~2】レベルのハウスメーカーも
多くあります。


家を設計する際に耐震等級を落とす事がありますので、家を建てるにしても
建売住宅を購入するにしても、耐震等級3レベルの建物を選ぶ事を
おすすめします。


耐震等級の調べ方は、建築会社や売主または仲介業者にご確認頂ければ
わかりますので、ご不明な点が御座いましたらカサハラらんどホームまで
お気軽にお問い合わせ下さい。